窓を開け風を取り込む季節なんて無い
窓を開け風を取り込む季節なんて無い
日差しがあると気持ちのいい快適な季節になってきました。春ですね。住まいも窓を大きく開けて気持ちいい風を取り込みたい。なんて、気分の良い春を迎える前に、恐ろしい花粉症の症状が先にやってきてしまった。外出の際はマスクに眼鏡。住まいはもちろん窓なんて開けられない。よくよく考えると「窓を開け風を取り込む季節なんて無い」ではないか。省エネ住宅で風の方向とか考慮して窓の配置をして、風の流れを計算してと。何だったんだろうかと。
逆に年間を通じ外気を閉ざす事から考えた住宅がある。
屋内の快適性を省エネも一緒に考えると外気が快適温湿度の時に風を取り入れる事が一番良い。しかし花粉や黄砂、土埃で春も秋も窓を開けられる日なんてない事に気が付く。夏のちょっと涼しい日は湿度が高いので窓を開けるとかかえって不快になるので気温にだまされない様にしないといけない。冬は寒いので窓を閉ざす。結局1年間で窓を開けられる日は数日しかないことに気が付く。通風を考える事は効果的ではないのでやめた方が良い事にやっと気が付いた。花粉症対策が実現すれば話は別だが。