ZEH水準住宅の性能要件に再生可能エネルギーは必ずしも必要ない。

子育てエコホーム支援事業では分類として2分類 長期優良住宅とZEH水準住宅があるが、ZEH水準住宅の性能値が分かりずらいのでまとめてみた。

ZEH水準住宅の性能を証明する方法が5種類

・低炭素建築物新築等計画認定通知書

・性能向上計画認定通知書

・BELS評価書

・設計住宅性能評価書
または 建設住宅性能評価書

・フラット35S適合証明書
及び竣工現場検査申請書・適合証明申請書(すべての面)
または
フラット35S設計検査に関する通知書
及び設計検査申請書(すべての面)

この内の性能向上計画、性能評価とフラット35S利用の場合は

基準として断熱性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6のみであること

地域区分6地域(草加市、八潮市、三郷市や東京23区等)の場合は 

外皮平均熱還流率(UA値)0.6以下

※再生可能エネルギー設備の導入がなくても補助対象となっている

太陽光発電を積載出来ない場合でも補助対象となるのが『ZEH』とZEH水準住宅の大きな違いだ。

太陽光発電等の再生可能エネルギー機器を必用としないZEH化等支援事業のZEH分類として

ZEHOriented
ゼッチ・オリエンテッド

があるが、こちらは低層住居専用地域等で北側斜線が定められた敷地面積が85㎡未満など該当要件があるので、太陽光発電が積載出来ない場合で公募対象に該当する場合は子育てエコホーム支援事業を検討されてはいかがだろうか。

さらにもう少し詳しく

性能表示制度での温熱環境・エネルギー消費に関すること

 断熱性能等級5とは

熱損失等のより大きな削減のための対策(建築
物エネルギー消費性能基準等を定める省令(平
成28年経済産業省令・国土交通省令第1号。以下
「基準省令」という。)に定める建築物エネルギ
ー消費性能誘導基準に相当する程度)が講じら
れている

 一次エネルギー消費量等級6とは

一次エネルギー消費量の著しい削減のための対
策(基準省令に定める建築物エネルギー消費性
能誘導基準(その設定の基礎となる基準一次エ
ネルギー消費量が、基準省令第14条第1項の規
定により求められたものであるものに限る。)に
相当する程度)が講じられている

それぞれ地域区分6地域の実際の性能基準値を見てみる。

外皮平均熱還流率0.60W/㎡・K(UA値)

冷房期の平均日射熱取得率2.8%(ηAC値)

設計値がこの数値以下なら断熱性能等級5がクリア出来る

一次エネルギー消費量等級6はBEI 0.8が基準となる

BEIってなんだ?と思うが基準値より20%以上削減していればOK。基準値=BEI 1.0

ZEH水準住宅はUA値 0.6 ηAC値 2.8 BIE 0.8 でクリアできるという事なのだ。

ビルディング エナジー インデックス は 設計一次エネルギー消費量÷基準一次エネルギー消費量で、と言われても正直難しい言い方ではないかと思う。

等級4は基準値以下 等級5は1割引以下、等級6は2割引以下と言い換えると分かり易い。

ZEH水準住宅は2割引きだけど『ZEH』は10割引!で、タダ?って分かり易いのでは。

ちなみに認定低炭素住宅は5割引 性能向上計画認定住宅は2割引。

※割引は値段の事では無く基準一次エネルギー消費量から設計一次エネルギー消費量が何割引かれるかの事で、これを書くとまた難しくなってしまうが普段使う言葉で何割引きなら直観で分かり易いのではと思い考えた。