GX志向型住宅の対応仕様例

標準仕様から大きく変えずに対応可能?(〇のみ標準仕様から変更)

断熱等級6対応仕様

サッシは標準仕様のYKK-APW330

玄関ドアも標準仕様のヴェナート D30 D3仕様

断熱材は標準仕様の高性能グラスウールアクリアマット16K

〇屋根は155mm厚から235mm厚へ変更するだけ

壁は標準仕様のまま89mm厚

床断熱標準仕様 XPS3aA 0.028 W/mK 75mm厚

一次エネルギー -35%削減外皮以外の設備仕様

〇冷暖房は各居室に普通のエアコンを設置してもらえれば一次エネルギー計算上はOK(高度HEMSでECHONET LiteTM対応を求められるのでは?)

〇第一種熱交換換気扇

給湯は普通の追炊あり標準仕様のエコキュートで一次エネルギー計算上はOK(高度HEMSでECHONET LiteTM対応を求められる?)

〇給湯水栓は3か所共に全て採用する

〇断熱浴槽を使用する

非居室は標準で照明は全てLED 

〇居室に調光LEDを設置してもらえればOK(照明も制御必要にはならないと思うが、)

〇太陽光は計算して一次エネルギー100%削減

設置条件によるが5.5~6.5kW程度位でクリア(高度HEMSでECHONET LiteTM対応を求められる?)

〇※高度HEMS

※検討中なので、HEMS以外のほかの設備が制御出来る為には設備機器側も対応していないとダメなので、この部分の費用は抑えられない部分になってきそうな気がします。HEMSの条件が決まってこないとどの程度予算アップになるのか不明。

結局補助金はお得なのか

太陽光+高度HEMS対応費用だけで160万円オーバーになると思われるので、補助金目的のみでは総額アップになってしまいそう。太陽光やHEMSをご希望予定の場合は補助金活用された方がお得になってくるかもしれません。高度HEMSの仕様の範囲が予想より広がると対応費がかさんでしまうかもしれません。


追記

高度HEMSの部分が確定したようなのでまとめなおして追記します。

GX志向型住宅の対応仕様例(標準仕様から大きく変えずに対応可能)

変更が必要な項目のみ「🔴」で記載

断熱等級6対応仕様

標準仕様:

  • サッシ → YKK-APW330
  • 玄関ドア → ヴェナート D30 D3仕様
  • 断熱材 → 高性能グラスウールアクリアマット16K
  • 壁 → 89mm厚(標準仕様のまま)
  • 床断熱 → XPS3aA(0.028 W/mK、75mm厚)

変更が必要な仕様:
🔴 屋根 → 155mm厚から235mm厚へ変更

一次エネルギー -35%削減(外皮以外の設備仕様)

標準仕様:

  • 給湯 → 追炊あり標準仕様のエコキュートでOK
  • 非居室照明 → 標準仕様のLED照明

変更が必要な仕様:
🔴 冷暖房 → 各居室に普通のエアコンを設置すれば一次エネルギー計算上OK
🔴 第一種熱交換換気扇の導入
🔴 給湯水栓3か所すべて採用
🔴 断熱浴槽の使用
🔴 居室照明 → 調光LED設置すればOK
🔴 太陽光 → 計算して一次エネルギー100%削減

  • 設置条件によるが5.5~6.5kW程度でクリア

高度HEMSの対応について

🔴 HEMSの要件は「ECHONET Lite AIF仕様」に対応するコントローラのみ必須

  • 設備機器側の対応は必須ではないため、コントローラのみで最低限の導入費用アップに抑えられる

結局補助金はお得なのか

補助金160万円が支給されるが、必須項目の導入に160万円以上かかるため、補助金目的のみでの導入では総額アップになる可能性がある。
ただし、太陽光・HEMSの導入予定なら補助金活用でコストを抑えられる
ECHONET Lite AIF対応機器を増やすほど、利便性は向上するが、コストも上昇する